3月22日、福岡県摂食障害治療支援センターの普及啓発活動の一環として、油山病院職員を対象とする摂食障害に関する研修会が開催されました。

当日は九州大学病院心療内科医師の高倉修先生と助教の波夛伴和先生の講演に、当法人から約100名の職員が参加しました。

まず最初に波夛伴和先生からは①摂食障害とは何か、拒食と過食について②摂食障害支援センターの役割③摂食障害の病理とは④その治療について精神科の医療従事者に分かりやすく解説いただきました。さらに、高倉修先生からは若年層の摂食障害の方の詳細な症例を提供いただき、 発症から治療、回復までの医療的な関わりを充分理解することができたように思います。

当院のような精神科病院における摂食障害の方への関わりは現在のところ充分とは言えませんが、このような学習の機会をいただき治療支援センターとの連携を深めていくことが重要であることを職員一同認識いたしました。

なお、今回の出張研修の様子は5月4日の山口朝日放送の摂食障害の特集で放送予定です。

摂食障害治療支援センターの研修の様子1

摂食障害治療支援センターの研修の様子2