「何を」、「どれだけ」食べるかという従来の栄養学に、体内時計の働きに基づいて「いつ」、「どのように」食べるかの視点を加えた学問を時間栄養学といいます。私たちの体の中で行われている消化、吸収、代謝の働きは、体内時計によって大きく左右されています。そのため体内時計を無視した食生活は体調を崩す原因となります。

時間栄養学のポイントは3つ!!

①基本は朝食

私たちの体内時計は、毎日、朝の光と朝食でリセットされます。朝食をとらないと、体が目覚めないばかりか脳も栄養不足になるため、仕事の効率が落ちたり、記憶力が低下します。

また、1.75倍も肥満になりやすいという調査結果も報告されています。つまり、朝食をしっかりとると太りにくく、体内時計が整い朝型になり、脳が活性化し、仕事の効率や成績がアップします。

時計のイラスト

②食事の量は「朝4:昼3:夜:3」、せめて「朝3:昼:3、夜:4」に

体内時計の働きで、私たちの体は、夕食の時間帯に食べたものを体に脂肪として蓄えるようになっています。

そのため、夕食の量が多い人は太りやすく、体内時計が乱れ夜型になりがちです。みなさんの普段の食事の比率はいかがですか?

献立を考える栄養士のイラスト

③夕食は朝食から12時間以内にとることが理想

夕食から翌朝の朝食までの約12時間、絶食時間をとると太りにくくなり、ぐっすり眠れるという研究結果があります。

塾や残業で夕食が遅くなる時は、理想の夕食時間におにぎりやパンなどの主食を軽く摂り、帰宅後に主菜や副菜(肉・魚・野菜など)を摂るようにすると良いでしょう。

指示棒を持ち説明する栄養士のイラスト


4月になり新生活が始まる人も多いと思います。食事は生活リズムの基本!少しだけ自分の食生活を見直してみましょう。