グループホーム サンライズ荘の外観
グループホーム サンライズ荘の職員3名と食事
木のミニチュアと人形のイメージ

サンライズ荘 閉所のお知らせ
サンライズ荘は令和5年12月31日をもちまして閉所いたします。
つきましては、入所のご相談をお受けできませんのでご容赦ください。
皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げます。

ご挨拶

グループホーム サンライズ荘 管理者と世話人の写真

サンライズ荘はあなたの自立をお手伝いします。

サンライズ荘は2000(平成12)年4月に精神障がい者を対象とする共同生活援助事業(グループホーム)として開設しました。一般のアパートでの生活に自信が持てない方や、長期入院からの退院先として選択される方など、これまでさまざまな方にご利用いただいています。入居されると、精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)によるサポートやお世話人による食事の提供など日常生活の支援も受けることができます。
さらに2018(平成30)年からは、入居者の皆様が次の目標(例えばアパートでの一人暮らしや就労など)を見つけ、更なる自立を目指していただくことを目的として、地域援助者との連携による新たなプログラムの開始や個別支援の強化を行っています。その結果2年間で6名の方が一般アパートなどでの暮らしに移行されました。
サンライズ荘での暮らしは、仲間やスタッフのサポートを実感するなかで、「生活に必要な力」や「周りのサポートを求める力」を育む貴重な機会になるでしょう。自立をめざす気持ちが少しでも芽生えてきたら、こちらでの生活を経験し、楽しい社会参加ができるようになるためのステップとして利用していただければと思います。
(写真左が内野サービス管理責任者、右は渡邊世話人。渡邊世話人は常勤です)

サンライズ荘の特徴

サンライズ荘は共同生活援助事業として以下の特徴をもっています。

  • 精神障がいを持つ方が自立した地域生活を送れるようにお手伝いさせていただく施設です。
  • 3DKの間取りを3名でご利用いただく形式です。(各居室のカギは入居者ご本人が管理)
  • サービス管理責任者および常勤の世話人1名はいずれも精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の資格をもち、相談しやすい環境を整え、ご利用者の自立に向けたさまざまな支援を行っています。
グループホーム サンライズ荘 訪問看護スタッフ2人の写真

訪問看護スタッフのサポートを受けることもできます。

入居の対象となる方

  • 日常生活を送るうえで、仲間や専門のスタッフの援助を必要としている人
  • 一定の身の回りのことができ、他者との共同生活を送ることができる人
  • デイケアや作業所に通い、社会参加に前向きな人
  • 市内在住であること

入居生活の詳細

定員

9名

費用

部屋代20,000円
光熱費5,000円
食 費1食450円(火・金・土・日曜の夕食を提供)
※ただし、物価の変動により変更される場合もあります。
障がい福祉サービスにおける利用者負担額(障がい福祉サービス受給者証記載の負担割合に基づき算出)

その他の日用品などは自己負担になります。

担当スタッフの配置

  • 食事に関するお世話を担当するスタッフ:2名
  • その他の日常生活のお世話を担当するスタッフ:2名
    (身の回り、金銭管理・健康管理の援助、余暇の過ごし方、悩みなどに対する援助を行います)
  • 全般にかかわる責任者:1名
    (建物管理に関する相談、症状への対応、人間関係の相談、将来設計に関する相談・援助)
グループホーム サンライズ荘での食事の写真

一般的な献立の例

建物概要

建 物鉄筋コンクリート造4階建アパート、3名1組で1フロアを活用
居 室 1人あたり4.5~6畳
(それぞれのお部屋のカギは入居者ご本人に管理していただきます)
食堂・
談話室
3階フロアを共同の食堂および談話室として利用できます。
居室の見取り図談話室の見取り図

ご入居者へのインタビュー

現在ご入居の方および過去にご入居された方に、ご入居の感想などをお聞きしました。ご入居を検討される際の参考になさってください。

Uさん(現在入居中の50代男性、デイケア・ナイトケア利用)
「サンライズ荘にいると、みんなと一緒にご飯を食べる時もあってさびしくないです。安心して住むことができています。私はあまり自炊ができないので一人の時は弁当やラーメンを食べていますが、まかない食は量も多くて味もおいしいです。
入院生活が長かったのですが、今はデイケアとナイトケアを利用しています。責任者や世話人さんにはよく相談したりします。」

Pさん(以前ご入居。現在はアパート暮らしの60代女性、デイケア・作業所利用)
「サンライズ荘は家賃や電気代が安くて助かりました。週4回のまかない食がおいしくて量も多かったので良かったです。
入居当初は少し人間関係で悩みましたが、サンライズ・ミーテイングのなかでアドバイスをもらって解決することができました。入居中に世話人さんにとても優しくしてもらいましたし、責任者や世話人さんが行政の書類や銀行の通帳の作り方も教えてくれました。
今は独り暮らしで少しさびしい時がありますが、頑張っています。」

Yさん(現在入居中の40代男性、デイケア・ナイトケア利用)
「入居した最初の頃は小さなトラブルもありました。どうなるのかなと不安でしたが、責任者と世話人さんがかかわってくれて上手くいくようになりました。責任者や世話人さんは話しやすいし、良くしてもらってると思います。
日中はデイケアに通っていて、かき氷大会とか結構おもしろいイベントが多く楽しんでいます。共同生活は気を使う部分もありますが、サンライズ荘にはデイケアの顔見知りもいますから何とかやってます。
病気が再発しないように、そして他人に迷惑かけないような生活態度が身についたら、一人暮らしという次のステップに進むことを目標にしています。」

Tさん(以前ご入居。現在はアパート暮らしの60代女性、デイケア利用)
「入居していた頃は(強制ではなく希望者で)花見など何人かで外出することもあって楽しかったですね。
現在は一人でアパート暮らししていますが、気兼ねしなくてよいし、私は趣味が多いので絵をかいたり料理を作ったり楽しんでいます。料理はもっぱら節約料理ですけど、コロッケやちゃんぽん、巻き寿司も得意でよく作ります。」

CDケースと人形のイメージ

自然と人々の泯江堂バナーイラスト

出会いのたね 信頼の根っこ 安心の森

私たち医療法人泯江堂は、この58年の歴史のなかで、常に皆様との「出会い」を大切に思い、皆様からの「信頼」に応えられるように医療・介護の研鑽を積み重ねてまいりました。しっかり根を張った木々が何ごとにも揺らがない森を作るように、私たちも地域の皆様からのご信頼を揺るぎないものとし、さらなる安心・安全の医療介護を提供できる「安心の森」と呼んでいただけるように努めてまいります。

施設外観

泯江堂施設外観