5月14日、職員対象の学習会では看護師(CVPPPトレーナー)による行動制限最小化とCVPPPについて学習を行ないました。

まず行動制限の概要やどのような患者さんが制限の適用になるかについて学んだ後、CVPPP※について説明がありました。CVPPPのプログラムのなかで大切なのは、リスクアセスメントとディエスカレーション(交渉)になり、適切なコミュニケーションを通して患者さんが望む治療を一緒に考え選択していただけるように援助していくことです。

院内でも毎月CVPPPの勉強会を行っており、今後もより質の高い看護と安全な療養環境が提供できるようにすることを目指していきます。

※CVPPP(包括的暴力防止プログラム)とは、暴力が起こらないように予防的介入を行い、暴力によって引き起こされる不利益から患者を保護し、患者が暴力や攻撃的ではない手法で対処することができるよう援助するようにプログラムされた看護技術です。

行動制限最小化とCVPPPを学習の様子