採用情報

働く仲間たちへのインタビュー

からざステーションで働く人々の写真

現在働いている看護師やその他専門職へ実際の仕事内容・就職後の感想・苦労していること・良かったこと・教育・職場環境を聞いてみました。

介護福祉士

職場のストレスを軽減したい主任編

先輩がしてくれたように、人に優しく。

介護福祉士

入職:2006年 年齢:30代後半 血液型:A型 星座:さそり座
趣味:小学低学年になった元気な長男とキャッチボールなど一緒に遊ぶこと

[好きな言葉・大切にしていること]
継続は力なり。何ごともコツコツやっていかないと身につかないと思います。

からざステーション、介護福祉士のポートレート2
当施設に応募した理由は?
へルパー2級資格の派遣社員として1年半、こちらにお世話になっていました。
周囲のスタッフが優しくて、できれば引き続き働きたいと思っていましたし、介護のことをもう少し勉強したいという気持ちが芽生えていました。そのようなときに、正職員のお話をいただき迷わず応募しました。
現在どのような仕事をしていますか?
食事介助・入浴介助などの現場の介護の仕事と、主任として勤務管理・業務分担表の作成・入所の利用者の方の状態把握や病床管理・入退所日程の調整などフロア管理者のサポート的な仕事があります。前者と後者はだいたい半々くらいの割合です。
就職してみてどうですか?
働きやすい職場です。こちらに就職するまでアルバイトも含めいろいろな社会経験をしましたが、優しさを感じる職場はほとんど無かったですね~(汗)。その点、ここは先輩に声をかけやすく壁がない感じです。入職当時ヘルパー2級だった私を気持ちよく受け入れてくれて、いつも優しく丁寧に教えてもらいました。先輩達に本当に感謝しています。
なぜ介護福祉士になったのか
大学を卒業して一般企業に就職しましたが、身体をこわしました。ちょうどその時期に、かわいがってくれた祖母が入所しているグループホームでお会いしたスタッフの方々が、笑顔にあふれていて、対応もすごく良くて、高齢者と触れあうのが楽しそうだったんです。相手も自分も笑顔になれるのは良いなぁと思い、今思えば、そこが出発点です。
それから、ヘルパー2級を取得しました。その後3年くらい経ったら、ヘルパーとして良い意味でも悪い意味でも少し「慣れ」が出てきて、自分の思い込みだけで介護しているのではないかと思い始めました。それで、これからもこの仕事を続けていくうえでは介護福祉士の資格が必要だと感じ、チャレンジしました。
仕事を始めて苦労していること
もちろん最初は認知症の方への対応です。話しかけるタイミングや話題など、自分から踏み込んでいくことに苦労しました。対応が上手くいって、重度の認知症の方であっても笑顔がみられたり楽しそうな表情になられたりすると、本当に嬉しかったです。
また、役職者の立場としては、人手不足になりがちな現場のなかでもっと効率よく業務を運営し、私たちが心の余裕をもって利用者の方に接していけるようにしたいと考えています。施設は利用者の方に生活を楽しんでいただく場なので、満足いただけるようにと苦心しています。
この仕事・職場で良かったと思うこと
人間関係が良いです。私の場合は、業務以外の場面でも先輩から優しく気遣ってもらい育ててもらったので、私も同じように後輩に接していきたいと思います。それから、小さな子どもがいらっしゃるスタッフにも優しい職場です。子どもの病気などで勤務を交替してもらうのは申し訳ないのですが、逆に心配してくれて温かい言葉かけをしてくれます。
プリセプター制度、部署の教育や指導の仕方は
プリセプターによるOJT教育があります。習得すべき項目のチェック表があり、習ったこと・習っていないことを確認しながら、教えてくれます。質問も遠慮しなくていいですよ。
これからの夢と希望
大変な仕事で、大変さが無くなることはないけれども、みんな楽しく仕事していけるようにしたいです。この仕事は心身ともに健康であることがとても大切ですから、スタッフのみんなのストレスを軽減できる職場にできるように頑張ります。

看護師

ここで長く勤めたいと決めた編

お一人おひとりに合ったケアを大切にしています。

看護師

入職:2017年 年齢:30代前半 血液型:B型 星座:いて座
趣味:映画鑑賞や旅行。いずれも国内のものが好き。

[好きな言葉・大切にしていること]
笑顔を大切に。高齢者の方に接する仕事だから笑顔で接して楽しい雰囲気をつくりたいし、自分自身も楽しんでいたい。

からざステーション、女性看護師のポートレート1
当施設に応募した理由は?
以前勤めていた一般病院のときは、入退院が多く、いつもバタバタしていました。もっと落ち着いて長く勤められるところがいいなぁと思っていたところ、紹介会社の方から「こちらは長く務めている人が多いですよ」と当施設を勧められました。事前に見学もさせていただいて、「ここなら大丈夫」と思えました。
現在どのような仕事をしていますか?
重度の認知症の方が多い専門ケア棟を担当しています。会話が難しい方、言葉を発することも難しい方などいらっしゃいますので、アイコンタクトでケアすることもありますし、さまざまな介助の場面で促し方や声かけの仕方が異なります。最初はお一人おひとりの特徴を覚えていって、3年くらい経って、ようやく何とか、ある程度のレベルのケアができるようになった気がします。また、老健施設は「生活の場」ですから医療ケアより生活のケアのほうが多く、利用者の方に生活を楽しんでいただくことを大切にしています。私たち看護師は利用者の方の日頃の様子を熟知し、介護職と連携しながら、観察を通して日頃と違う様子を早期発見し早期対応するよう努めています。
看護学生の実習指導も担当していると聞きましたが。
はい、大学生の実習を担当しています。できるだけ多く教えてあげられることは教えたいと思います。私が実習を受けたときは、指導の方に声かけると「後にして!」とか「今、忙しい!」と、冷たい目に合いましたから(笑)。
就職してみてどうですか?
やるべきことはやって、あとは和気あいあいしています。良い職場です。
なぜ看護師になったのか
身近に高齢者がいる暮らしでしたし、私は末っ子なので、年上の方のほうが話しやすいんです。兄弟のうち女の子は3人で、幼い時から、なぜだか母が「3人のうち1人は看護師さんになってほしい」と言っていたのが脳裏に焼き付いていて…。それで看護師になりました(笑)。
仕事を始めて苦労していること
一人ひとりに合ったケアを行なうことが大変です。利用者の方によって、またスタッフによって声かけの仕方も違うので、いろいろなやり方を見て知識や知恵を吸収しながら、自分のなかで消化して実践してみました。「この方には、こういうやり方でやってみようかな」「このやり方は上手くいかなかった」と経験を積み重ねていくことは、苦労していることでもあり、半面やりがいを感じることでもあるように思います。
この仕事で良かったと思うこと
何より、利用者の方が笑顔になって、「楽しかった」「美味しかった」「良かった」と言っていただくことです。
プリセプター制度、部署の教育や指導の仕方は
新入職員には、必ず一人の担当プリセプターが付いて指導してくれます。でも、そのプリセプター以外の人も、もちろん教えてくれますから心配しなくて良いです。
上司や先輩はどんな人
年齢的には20代30代のスタッフのほうがやや多いと思いますが、40代50代のスタッフも優しくて親切です。
これからの夢と希望
今のように職場の人間関係が良い風土が続いて、新しく入職される方が定着してくれたら嬉しいです。

作業療法士

転職して良かった編

OT職に魅力を感じ、やりがいあり。

作業療法士

入職:2012年 年齢:30代後半 血液型:A型 星座:ふたご座
趣味:釣り・サーフィン・自転車・山登りなどのアウトドア。

[好きな言葉・大切にしていること]
この職場に来てから、周囲の影響で「感謝すること」を覚えました。

からざステーション、作業療法士のポートレート1
当施設に応募した理由は?
自衛官のような公務員になりたかったんですが、少し眼が悪くて断念しました。地元の佐世保で一般企業に就職しましたが、早朝から深夜までの肉体労働が中心でこれから先のことを思うと不安になりました。そこで、柔道整復師の方の勧めで理学療法士か作業療法士の道を進むことにしました。勉強するなかで「ものづくり」をする作業療法のほうに魅力を感じるようになり、26歳のとき作業療法士を選択し29歳で卒業しました。もともと精神科領域にも興味があり、精神科での実習が楽しく、やりがいがありそうだなぁと感じていました。当施設は当時住んでいた自宅にも近く、また精神科併設の老健だったので応募しました。
現在どのような仕事をしていますか?
主にデイケア(通所リハビリ)を担当しています。認知症や老人性うつ病の方を対象に、いかに在宅で長く暮らしていけるか、ご家族のお気持ちも考えながら一緒にその方を支えていきたいと考えています。時には、ご自宅を訪問し、日頃の生活の様子を拝見しながら、ご家族に「お困りのことはありませんか」「ご自宅ではいかがなさっていますか」と問いかけたり、福祉用具のアドバイスも行なったりします。
就職してみてどうですか?
前職は肉体的にも精神的にもきつかったので、ここに就職して、周囲のみんなが良い人ばかりで「なんて働きやすい職場だろう!」と感激です。
仕事を始めて苦労していること
専門職としては遅いスタートだったので、もっと勉強しなければといけないと思っています。なにしろ利用者の方から「先生」と呼ばれるので恐縮です。経験が浅くて申し訳ないなぁと、いつも感じています。
この仕事・職場で良かったと思うこと
今は入所者の方の対応より通所者の方の対応が楽しく感じているのですが、入所者の方を対象としては「シーティング」や「ポジショニング」(いずれも適切な姿勢の維持や褥瘡予防のためにクッションなどで調整する技術)を学んでいます。いろいろなことを広く勉強できて本当に楽しいです。また、外部の勉強会にも行かせていただき感謝しています。
上司や先輩はどんな人
家族みたいな感じです。育児中のスタッフも多いのですが、子どもの発熱なので急な勤務変更が生じても、お互いに思いやりをもって対応してくれます。仕事のうえでの率直な意見や要望は自由に発言できますし、逆に上司・先輩もストレートに意見を言ってくれます。お互いを受け入れる風土がありますね。
これからの夢と希望
地域の人とも、もっと繋がりをもちたいと思っています。認知症の方やご家族と地域の方が一緒に走る「RUN伴」という活動があるのですが、このように認知症の方が地域のなかで受け入れる・共存できる社会を作っていけたらいいなぁと思いますし、そういうことの「かけ橋」になりたいと思います。

明るい職場で、のびのび主任編

作業療法の領域を拡げたい。

作業療法士

入職:2006年 年齢:30代後半 血液型:A型 星座:おうし座
趣味:ピアノ演奏、ときどき利用者の方の前でも披露しています。

[好きな言葉・大切にしていること]
新しいことに取り組むことは、それ自体が「学びの経験」であり、「成功に向けた経験」でもある。

からざステーション、作業療法士のポートレート2
当施設に応募した理由は?
学校は四国だったので、どうしても地元に戻って精神科病院に就職したかったのですが、精神科病院の求人募集がなく、とりあえず一般病院に勤めました。そんなとき、福岡県作業療法士協会で当施設の事務長(作業療法士)と知り合い、求人募集を知り応募しました。
いずれは併設の(精神科)油山病院に勤めたいと思っていましたが、今は「認知症、一筋」で、全く、その気はありません。
現在どのような仕事をしていますか?
入所者の方にとって、老健は「生活の場」なので、作業療法だけやっていればいいというわけにはいきません。筋肉拘縮の予防・身体の痛みの軽減・嚥下機能の訓練など理学療法士や言語聴覚士が担うような分野も勉強して対応しています。
現在の役割は?
老健リハビリ部門の主任をしています。私は現場でのリーダーシップを心がけ「何でも相談できる、頼れる兄貴分(笑)」となれるように(笑)。
就職してみてどうですか?
一言でいうと、居心地が良い職場。リハビリ部門だけでなく、みんながフラットに話し合える職場だと思います。
なぜ作業療法士になったのか?
小学生のときに飛び箱を飛んでいて骨折しました。そのとき病院でリハビリを受けたのですが、リハビリ担当の男性の顔がとてもカッコよくて、この仕事したらカッコよくなれるのかな…と。高校では環境科学コースでしたが、迷わず「医療・福祉」の道を選びました。
仕事を始めて悩んだこと
特に認知症の高齢者の場合にはリハビリをしたからといっても効果が見えにくいことも多く、私がかかわったことでその方のプラスになったのかなと自問自答することもあります。
この仕事・職場で良かったと思うこと
普段は表情が乏しい認知症の利用者さんが、私がかかわったことで笑顔になってくれたときは大変嬉しいです。また認知症予防のためにお見えになっている方が、リハビリのなかで楽しいと笑顔でおっしゃっていただいたときは本当に良かったと感じます。
プリセプター制度、部署の教育や指導の仕方は
入職当日は法人オリエンテーションを受け、その後は施設全体を理解するために、各部門1週間ずつ先輩がつきっきり利用者さんへのアプローチを指導します。一ヶ月後には担当フロアが決まりますが、その後もそのつど係長や主任がOJTでかかわりますから安心してください。
上司や先輩、職場の雰囲気は
直接の上司である係長の目配り・気配りの素晴らしくて、私自身は本当に学ぶところが多いなぁと感じています。自分のことだけではなく、部門全体の見かたやあり方について学ばせてもらってます。また、係長とともに大切にしていることは、現場ではリラックスしているようでも実は緊張感をもって業務に取り組んでいる一人ひとりのリハビリ担当職員が、スタッフルームに戻ったら、ホッとするような温かい雰囲気を自然につくることです。
これからの夢と希望
介護老人保健施設におけるリハビリテーションの領域を拡げるために他の職種の分野も積極的に学び、利用者の方のよりよい毎日、そしてよりよい人生のために活かしていこうと考えています。

支援相談員

気負わず自然に、からざ職員編

苦労あっても人の役に立ちたい。

支援相談員

入職:2012年入職 年齢:30代後半 血液型O型 星座:おうし座
趣味:旅行、ドライブ、マラソン。ホノルルマラソン2回出場、東京・大阪のフルマラソンを合わせると、これまで9回ほど大会に参加。持久力に自信あり。

[好きな言葉・大切にしていること]
「やれば、できる!」の気持ちを大切にしています。

からざステーション、支援相談員のポートレート1
当施設に応募した理由は?
特養や行政関係などの経験はありますが、色々な意味で少し疲れてしまった時期があって、いろいろな施設を見て回ろうと派遣会社に登録していたときに当施設に派遣社員として勤めました。そんなに長くいるつもりはなかったのですが(すみません)、老健の場合は病院や居宅・介護事業所などの外部とのかかわりが他の介護事業所よりはるかに多く、仕事の面白さを感じ始めていました。また同時に当施設でのご家族や利用者の方とのかかわりも楽しいと感じていました。そんな気持ちの変化が合った時期に、正職員へのお誘いがあり、頑張って続けてみようかなと思いました。
現在どのような仕事をしていますか?
支援相談員として施設入所のご相談対応、入所者の退所支援、入退所の調整などを行なっています。机上の業務だけではなく、日頃の利用者の方の生活のご様子を把握するために各フロアで介護職とのコミュニケーションを大切にして、レクリェーションや催しにも積極的に参加します。また、家族会の運営においては、利用者・ご家族の方に喜んでいただけるような企画づくりも力を注いでいます。
就職してみてどうですか?
気負わず、自然に施設にも仕事にも馴染むことができて良かったと思います。
なぜ支援相談員になったのか
人の役に立ちたいという気持ちです!世の中のどんな仕事でも役に立つのでしょうが、私は直接人とかかわって人の役に立っている実感がほしかったのだと思います。
仕事を始めて苦労していること
いっぱい、あります~(笑)。人と直接かかわるので、こちらの意図が正しく伝わらず誤解されることがあります。またご家族やご紹介先に対して、制度や身体管理上の理由で入所のお断りを伝えても理解してもらえないときも辛いです。内部的なことでは、ときどき部署とか職種で意見が異なりまとまらないときも困ったなぁと悩みます。数値では表せないような部分の仕事もあると思うのですが、そういう部分の頑張りが評価してもらえなかったり…。でも、それらをちゃんと数値化してくれる人たちがいてくださって、私も仕事に専念できていることはよくわかっています。持ちつ、持たれつ、ですね。
この仕事で良かったと思うこと
やはり、直接感謝の気持ちを伝えていただいたとき。顔と名前を覚えていただいて、声をかけてもらい、信頼関係が築けたなぁと思った時は嬉しいです。
プリセプター制度、部署の教育や指導の仕方は
新人研修も充実していると思います。老健施設には常勤の医師がいますから、施設長である医師から利用者の方に関することを丁寧に教えていただける点は、他の介護事業所にはないことだと思います。
上司や先輩はどんな人
相談しやすい環境にあると思います。「怖くて言えない」とかは絶対にありませんから(笑)。
これからの夢と希望
ある程度の経験年数を経て上手くいくこともいかないこともありますが、次の新しい目標は「出会った人との関係が上手くいって喜んでもらえること」、仕事そのものの喜びも感じ、人生を楽しみたいと思います。