記念講演会

5月22日(金)「ラツーダ発売6周年記念講演」として住友ファーマ株式会社主催で2つの講演会が行われ、当法人三野原理事長と当院入澤院長がそれぞれの講演で座長を務めました。講演1は『統合失調症領域の話題提供』として福岡大学医学部 精神医学教室の濱田文仁先生のお話しをお伺いしました。濱田先生は、油山病院で勤務されていたこともあります。今回は臨床の症例を通し、薬物治療と並行し、本人の特性や生活歴を踏まえたソーシャルな面からもしっかり治療を支えていく重要性を伝えていただきました。講演2は『女性特有の気分障害にどう対応するか?〜女性ホルモンとの関係を含めて〜』として医療法人髙仁会 戸田病院 精神科 病院長の大坪天平先生に講演いただきました。大坪先生は、臨床の場で患者さんに寄り添いながら、テレビやラジオ等メディアで発信もされています。男性に比べ、女性の方がうつ病などの気分障害のリスクが約2倍高いとされています。主な原因は、女性ホルモンの変動(妊娠・出産・更年期)、社会的ストレスが複雑に絡み合うことです。数々のエビデンスをもとに、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の治療を中心にお話しいただきました。他の病気でも女性ホルモンに伴う不調が加わる場合もあります。お話いただいたことを受け止め、これからもしっかり患者さんに寄り添ってまいります。


