こんにちは!
今年も秋の始まりがわかりにくい気候でしたが、皆さんは“小さな秋”を見つけられていますか?
スーパーに行けば秋の食材が並び、りんごやさつまいも、きのこなど、“噛んで味わう秋の食材”がおいしい季節になりましたね。
私も、先月の中秋の名月にはさつま芋団子を作ったり、またある日の夕食にはきのこたっぷりのタコスを食べたり(実は今、かなりタコスにハマっています!)、そういえば、先日のみんみん祭(法人祭)では、りんご飴を食べました!
食欲の秋をたくさん満喫しています(^^♪

今日はそんな「おいしく食べる」ために欠かせない、歯と口の健康についてお話しします。
「まだ噛めるから大丈夫!」と思っていても、少しずつ口の筋肉や唾液の力が弱ってくることがあります。
毎日のケアとちょっとしたトレーニングで、“食べる力”を長く保ちましょう。

こんな食べものが食べられるなら、歯が元気な証拠!

  • りんごを前歯でかじることができる
  • せんべい・ごぼうなどを奥歯でしっかり噛める
  • 刺身や煮魚を口の中でまとめて飲み込める

これらがスムーズにできている方は、噛む力・舌の動き・唾液の分泌がしっかり保たれています。

反対に、

  • 食べこぼしが増えた
  • 口が乾く
  • 飲み込みにくい

と感じるようになったら、口の動きが少し弱ってきているサインかもしれません。

家でできる口腔ケアのポイント

毎日の“食後のひと手間”が、食べる力を守ります。

歯磨きは「歯」だけでなく「舌」と「頬の内側」も意識してみましょう。

舌の表面や頬の内側にも食べかすが残りやすいです。柔らかいブラシや濡れガーゼでやさしく拭き取るのがおすすめです。

義歯(入れ歯)は外して洗い、口の中も清潔に

義歯を外した後は、歯ぐきや粘膜のマッサージも効果的です。

口の中を潤す習慣を

水分をこまめにとるだけではなく、ガムをかむ、梅干しを食べる(※食べすぎは塩分に注意!)こともおすすめです。

すぐできる!かんたん口のトレーニング3選

パ・タ・カ・ラ体操

「パ・タ・カ・ラ」と5回×3セット。口と舌の筋肉がバランスよく鍛えられます。
できるだけ速く発音してみましょう。

ほっぺふくらまし運動

右・左交互にほっぺをふくらませて3秒キープ。頬や唇の筋力アップに効果的です。

舌ペロ運動

舌で口の中をぐるっと1周なぞります。唾液腺を刺激して、口の中を潤しやすくします。

食前や歯磨きの後など、1〜2分でできる手軽な習慣です。
毎日続けることで、口の動きがなめらかになり、むせや飲み込みづらさの予防にもつながります。

「食べられること」は健康のあかしであり、人生の楽しみでもあります。
歯や口を整えることは、“おいしく食べる力”を守ること。
これからも、「自分の口でおいしく食べる」ために、毎日のケアを続けていきましょう。