こんにちは!今年の大型連休は飛び飛びでしたね。天候に恵まれる日も多く、外出やご家族との団らんを楽しまれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は連休中、筑紫野市の天拝山に登りました。写真は山頂と麓に咲いていた藤です。
さて、昨年の秋ごろからお米の価格が上昇し、家計にとっては少し気になる状況かもしれません。しかしマイナスなことばかり考えても気持ちがふさがりますよね。これをきっかけに「お米以外の主食」に目を向けてみるのも良い機会かもしれません。
お米では摂りにくい栄養素を補えたり、食卓に変化が生まれて食事の楽しみが増したりと、実はうれしい効果もあります。お米の量を少し減らし、炭水化物の豊富なイモ類をおかずとして取り入れたり、主食そのものを麺類やパンに置き換えたりすることで、無理なくバランスの良い食事を楽しむことができます。
今回は、高齢の方でも食べやすく、日々の献立に取り入れやすい「代わり主食」のアイデアをご紹介します。
【お米を減らしても満足感アップ!おすすめ食材と簡単な取り入れ方】
芋類(じゃがいも・さつまいも・里芋)
芋類はやわらかく、加熱するだけで自然な甘みが出るため高齢の方にも食べやすい食材です。ごはんと混ぜても違和感なく楽しめます。
<献立例>
- さつまいもご飯:ほんのり甘く、食物繊維もとれて満足感のある一品
- 里芋のそぼろあんかけ:炭水化物豊富なおかずとして主食代わりにも
パン・うどん・そうめんなど
主食を丸ごと変える方法もおすすめです。また、麺類とおにぎりを組み合わせて主食の量を調整するのも良いですね。噛む力が弱くても食べやすい食材が多く、アレンジもしやすいです。
<献立例>
- 野菜と鶏そぼろのあんかけうどん:あんかけでのどごしがなめらか。1品で栄養バランスも◎
- フレンチトースト:牛乳や豆乳と卵でふやかして、バターでじっくり焼けば香りも豊か
雑炊風メニュー
とろみがありのど越しがよく、消化にも優しいので、高齢者にもおすすめの主食スタイルです。
<献立例>
- オートミール雑炊:電子レンジやお湯で手軽に調理でき、時短にも。食物繊維やミネラルも豊富です
- 雑穀入りおかゆ:お米を少し減らし、雑穀でかさ増し。噛みごたえも加わって満腹感も◎
【まとめ】
お米にこだわらず、芋やパン、麺などを上手に取り入れることで、無理なく、そして楽しく続けられる食事になります。これからも「おいしく・無理なく・安心して」食べられる食事の工夫を、引き続きご紹介していきます。
写真はゴールデンウイークに登った筑紫野市の天拝山山頂と麓にある藤です。