医療法人泯江堂は「ふくおか地域の絆応援団」として地域貢献にかかわる活動を行なっていますが、なかでも認知症予防対策については認知症を専門とする精神科病院と介護老人保健施設を運営する医療法人として特に力を注いでいます。

今年度からカフェ形式を取り入れた認知症予防のための「よかよか講座(講義と脳トレ体操)&カフェ」は、今回で本年度3回目。会場は介護老人保健施設からざステーションです。開催日の9月3日は、秋雨前線停滞のなか、つかの間のお天気に恵まれて初めてお越しいただいた方も多くいらっしゃいました。

まず前回7月の講座内容の復習として、シナプソロジー(左右異なる動きをするなど、適切に頭を混乱させることで脳の活性化するメソッド)を行いましたが、前回同様に単純な動作なのになかなか上手くいかず、ご自身の動作に笑いが起こりました。

次に油山病院の作業療法士による「脳トレ体操」では、簡単な講義の後に有酸素運動や身体をほぐしたり鍛えたりする体操を音楽に乗せて存分に楽しんでいただきました。最後に、スクリーンに映し出された画像が少しずつ変化することに気づいて「アハ効果」を体験する内容もあり、会場は大いに盛り上がったようです。

次回の「よかよか講座&カフェ」は、11月5日(火)14:00~開催予定です。

認知症予防「よかよか講座&カフェ」の様子1

認知症予防「よかよか講座&カフェ」の様子2