高齢者施設においては一般的にさまざまなリスクが懸念されます。転倒・転落による事故、施設内感染、利用者のプライバシー保護などの主に利用者にかかわることや、メンタルヘルス、不適切なケアなどスタッフ側の問題、さらに自然災害などもリスクとして挙げられます。そのため、全国老人保健施設協会は施設を取り巻くこれらのリスクを包括的に把握し、事後対応だけでなく、事前リスクも視野に入れて現場の中心となってリスクマネジメントを行う人材「介護老人保健施設リスクマネジャー」を資格認定制度化し養成しています。
このたび、当施設の介護部長小川朋子が「介護老人保健施設リスクマネジャー」にチャレンジし資格取得しましたので、ここにご報告いたします。当施設ではこれまでも事故防止委員会やさまざまな職員研修を定期的に行ってきましたが、さらに今後はリスクマネジャーとして小川介護部長が中心となりマネジメントを強化し、利用者およびご家族の皆様により一層安心していたただける施設づくりを目指してまいります。