こんにちは!
「夏本番が早すぎる!」と感じている方、多いのではないでしょうか?
福岡・早良区でも、6月中旬から真夏日が続き、6月末には夜も蒸し暑くて寝苦しい日がありました。
気象予報によると、今年の夏は真夏日や熱帯夜が例年以上に多くなる見込みとのこと。
そんな暑さを少しでも紛らわせようと、私は先日のお休みに、熊本県の阿蘇にある高森町のトンネルで開かれていた七夕まつりに行ってきました。湧水が勢いよく流れる音がトンネル内に響いていて、中はまるで天然のクーラーのようでした。
さて、2年前に脱水予防として、水分補給のポイントをこちらのブログ記事でご紹介しましたが(水分補給のコツ~夏本番前に~)、今年はそれに加えて、最近耳にする機会が増えた「蓄積脱水」についても少し触れてみたいと思います。
最近、「蓄積脱水(ちくせきだっすい)」という言葉を見かけることが増えてきました。
これは、急激に水分が失われる脱水症とは違い、数日かけてじわじわと進行していく水分不足の状態を指します。
※医学的な正式用語ではありませんが、のどの渇きを感じにくい高齢者の脱水リスクをわかりやすく表すため、医療・介護の現場でも使われるようになってきています。
「のどが渇かない=水分は足りている」わけではなく、皮膚の乾燥・尿の減少・食欲の低下・微熱・だるさ…などの小さなサインが積み重なることで、知らず知らずのうちに脱水が進んでしまうことも。
「なんとなく不調」なときは、体が水分や栄養を欲している合図かもしれません。
そんな不調のときにも食べやすいメニューとして、やっぱり頼りになるのが「そうめん」。
とはいえ、そうめんだけだと糖質に偏りがちで、バランスの良い食事とは言えません。
でも、暑い日にあれこれ作るのはちょっとしんどいですよね。そこで私がよくするのは、そうめんの具やつけダレになんでも入れちゃう作戦です。トマトやきゅうり、オクラ、みょうがなどの夏野菜をちょこっと添えるだけで、彩りもきれいで、栄養バランスもぐっとアップします。
ツナやサラダチキンをのせれば、たんぱく質も補えますし、
練り梅やごま油を少し加えると、風味が増してさっぱり美味しく仕上がります。
ご家族で暮らされている方は、巻き寿司パーティーみたいにいろんな具材を別皿に盛り付けて、それぞれ自分で選んだ具をそうめんに入れるのも楽しいですよ(^^♪
ちなみに、夏野菜には暑い時期にうれしいビタミンやミネラルがたっぷり。
水分が多く、体の熱を冷ましてくれるうえに、抗酸化作用をもつ栄養素も含まれているので、夏バテ対策やお肌のダメージ予防にもぴったりです。
今年の夏も、無理せず食べやすいものを取り入れて、元気に乗り切っていきましょう。