平成28年度より、精神科認定看護師の活動として、中堅職員の指導的役割の獲得を目的とし、精神科看護の知識を深めるため、(月2回:60分)精神科認定看護師による講義(統合失調症の認知行動特性を考えた看護や受容体を理解した薬物療法と急性期、慢性期の薬物療法の考え方等々)を開催しています。その勉強会で獲得した知識を、病棟スタッフへアドバイスしていくことにより、患者さんへより質の高い看護を提供できるものと考えております。今年度参加者は、30分間は時間外で、所属部署でリーダー的役割を遂行できる方という条件を掲げましたが、19名の参加者が集まりました。しかも参加者全員が自ら希望し、1年間同じメンバーで学びを深めているという状況です。現在は、年度替わりが迫り、講義数も残りわずかとなっていますので、他職種からの講義に入りました。精神保健福祉士による「社会資源と地域移行支援と地域定着支援」、写真は、1月12日、心理士による「復職支援の実際」の講義です。次年度は、オープン参加型に変更し、継続していきたいと考えています。

中堅職員のための、精神科認定看護師による講義の様子