精神科の入院

対応疾患と入院の決定

当院では、うつ病・感情障害(躁うつ病を含む)・神経症・統合失調症・認知症などの精神疾患の方々の入院に対応しております。アルコールや薬物依存の方の治療プログラムは有しておりませんので、それらの方々の入院加療は対応いたしかねます。なお、重篤な身体の疾患やコントロールが難しい慢性疾患をお持ちの方についても対応いたしかねる場合がございます。あらかじめご了承ください。

また、入院については、当院の医師が診察した結果、入院による治療が必要と判断した場合に入院を決定します。精神科における入院形態は「任意入院」、「医療保護入院」、「応急入院」、「措置入院」、「緊急措置入院」がありますが、当院の精神保健指定医および医師が精神保健福祉法に基づき、患者さんの人権や安全に充分に配慮して適切な入院を行ないます。

入院時のお願い

患者さんには入院時に医師と治療上のお約束をお願いし、入院治療される方々全般の治療環境の安全やモラル保持を行なっていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

精神科救急病棟の入院治療

当院は2000年に、当時の精神科医療において先進的であった「精神科急性期治療病棟」を導入しました。この「急性期治療病棟」運営の経験や実績をふまえ、2017年11月には「応急入院指定病院」に指定され、2018年6月より24時間365日 緊急性の高い患者さんを受け入れる「精神科救急病棟」の運営を開始しました。

この精神科救急病棟においては、看護師などの医療スタッフが多く配置され、精神科医のみならず臨床心理士、精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)、作業療法士、薬剤師、栄養士などの精神科医療の専門職が治療にかかわります。病棟では患者さんの状態や必要性に応じて心理療法(カウンセリング)、心理教育(各専門職種による講義など)、服薬指導、作業療法、栄養指導などが行なわれ症状の回復を促します。このようなかかわりや、専門職による医療チームがお一人おひとりの患者さんのカンファレンスを適時行なうことで、患者さんの症状が早期に安定し短期間(原則3ケ月以内)の入院治療によって退院できることを目指しています。

また同時に、入院治療にあたっては行動の制限を最小限にして、適正な薬物治療と充分な心理対応を行なうように努めています。

なお、入院3ケ月間の大まかなスケジュールについては担当看護師に、制度のことや経済的なことについては同じく担当の精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)にお気軽にご相談ください。

ただし、症状の改善が遅れてご入院が長引いた場合や、ご本人は症状が改善したと認識されても医師が引き続き療養が必要と判断した場合は、入院が3ヶ月を超えることがあります。その場合、別の病棟やお部屋に移動いただくこともあります。

テーブルを囲んで談笑する職員 話をする看護師と患者

お部屋について

緊急性の高い患者さんが対象となる救急病棟は、閉鎖病棟として55床で構成されています。お部屋のタイプは、PICU(4部屋)の他、個室・3人部屋・4人部屋があり、病棟の病床の1/2以上は個室対応です。いずれのお部屋も安全性を重視しながらも、木のぬくもりを大切にした温かい雰囲気ですから、でゆっくりと心身の療養ができます。

油山病院、急性期治療病棟、個室Aタイプの写真 油山病院、急性期治療病棟、面会室の写真

患者さんの症状・入院の目的に応じて、救急病棟以外の病棟へご案内する場合もあります。

ただし、お部屋は治療的な判断も含めて決定いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

テーブルの上、カゴに入った花の写真 油山病院、急性期治療病棟、面会室の写真

入院の手続き・費用など、詳しくは下記のページで

入院の詳細

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