7月20日、「Fukuoka ONLINE CONFERENCE 」が福岡市内ホテルで開催されました。当日は当法人の三野原義光理事長が座長を務め2つの講演が行われました。当院職員約30名の受講者は、当院北館多目的ホールでリアルタイムの講演を視聴するという初めての経験をしました。
講演1は、日明病院 副院長 永井 宏先生から、「抗精神病薬の臨床試験とリアルワ-ルドを考える~治験参加から実臨床の使用経験を踏まえて~」講演2は、たろうクリニック 院長 内田直樹先生から、「オンライン診療の実際」についてでした。
講演1は、昭和30年代から抗精神病薬の開発が進み、ここ数年の新薬の効果や副作用の現状等を実際に使用されての報告でした。講演2は、精神科ではなかなか進まなかったオンライン診療が、今年の新型コロナウイルスの影響によりオンラインによる診療条件が緩和され、オンライン診療が行いやすい年となっているとのことでした。
これまでは対面診療や集合研修がほとんどでしたが、今後は今年を期に診療や研修もオンラインへ変わっていくのではないかと感慨深く思いました。(写真はイメージです)