2021年2月の法人学習会は、「医療事故の実例報告とその対策」と「医薬品安全管理」について学びました。
医療事故の実例報告とその対策は、実際に当院で起きたインシデント報告・アクシデント報告を振り返り、事故の内容や発生傾向の分析、また、なぜそのような事故が起きてしまったのかと、細かい気付きや観察の重要性を学習しました。医療安全委員会で検討していくだけでなく、常に現場での情報の共有、インフォームドコンセント、環境調整、行動制限最小化、早目の対策等、職員一人一人がきちんと振り返り、具体的な行動内容を立てることが医療事故防止に繋がることを改めて認識しました。
さらに、医薬品安全管理では、薬剤師不在時の医薬品使用や入院患者への医薬品使用、また薬局における医薬品に関するインシデント報告の実例をもとに、原因分析や具体的対策を知ることができました。誤薬などで患者に重大な副作用が出た場合等には医療従事者の過失責任が問われ、医薬品副作用被害救済制度が適用されないケースもあることを学習し、安心・安全な医療提供を行う医療従事者の責務の重要性について、多職種の職員が学ぶ良い機会となりました。
今回の学習会で学んだことを活かし、自分自身が現場での職種を振り返り、保身的・自己中心的な考えに陥らないように心がけていきたいと思います。

法人学習会 保育士 井上 晶美