7月の職員対象の法人学習会では、当法人の人事部長より「ハラスメント防止」について講義を受けました。そもそもハラスメントとはどういった内容を指すのか、ハラスメントの種類など動画も交え、詳しく説明していただきました。ハラスメントについては昨今メディアで取り上げられることも多く、理解しているつもりでしたが、最近はパワハラやセクハラだけでなくお菓子ハラスメント(オカハラ)、エンジョイハラスメント(エンハラ)、テクノロジーハラスメント(テクハラ)など、いろいろなハラスメントも増加している事を聞き大変驚きました。
当法人では当然ながらハラスメント防止に関して就業規則に記載があり、その対策の一環として本日のような研修が行われていることも改めて認識しました。
行なった本人はそんなつもりはなくても受け取り手が何らかの不快な思いや嫌がらせを受けたと思えば、それはハラスメントになります。労働者のみならず全ての人の人権に対する意識が問われる時代になりましたが、逆に気軽に話しにくくなったなあと感じる方もおられるかもしれません。しかし、そのように考えるのではなく、大切なのは、私たち職員1人1人が人権を正しく理解することと、安心できる労働環境や働きやすいと感じられる職場にしようとする気持ちが必要ではないかと思いました。

法人学習委員 今村全宏