1月31日および2月1日の2日間、第71回九州精神神経学会・第64回九州精神医療学会が「流れゆく時代の中での精神医学の多様性」をテーマとして、福岡市の福岡国際会議場にて開催されました。これらの学会は同時に開催され、合同プログラムを有し、医師のみならず精神保健福祉にかかわる多くの専門職が意見や交流を深めることができます。なかでも九州精神医療学会は看護師を始め精神保健従事者が日々取り組んでいる課題などを研究発表する貴重な機会でもあります。

今回の九州精神医療学会では、油山病院から4名が登壇しました。油山病院看護部は「コミュニケーションエラーを防ぐためには~急性期病棟によるインシデントの実態~」「BVCを活用した予防の取り組み」「働きやすい環境を目指して~アンガーマネジメントを導入して~」の3題を発表し、地域医療連携部からは「地域での暮らしを支えるために」においてシンポジストとして登壇いたしました。

私たちは、「互いに切磋琢磨し、魅力ある人間を目指すこと」とする法人の理念にそって、今後も目の前に課題にしっかり向き合い、問題解決に努め、よりよい治療環境と職場環境づくりに邁進したいと思います。