読売新聞５月20日(水)全国版、27日(水)九州・山口版「病院の実力」欄の「主な医療機関の認知症の診療実績」において、全国の大学病院などと並び当院が一覧表に掲載されました。

(今回の一覧表に掲載されている医療機関は、日本認知症学会専門医もしくは日本老年精神医学会専門医が在籍し、かつ2019年の認知症の新規患者数が１３０人以上に該当する施設に限られています)

掲載項目は2019年度の認知症患者について、①新規患者数(人)　②うち若年性認知症(人) ③軽度認知障害患者数(人) ④平均初診時間(問診のみ)(分)です。これらの項目に当院は①136人　②5人　③1名と回答し、軽度認知障害の検査などを全面的に打ち出されている診療所などに比べると全国レベルでは中重度の認知症の方の受診が目立ちました。また、④平均初診時間(問診のみ)については60分以上と回答し、もの忘れ外来担当の日本認知症学会専門医が充分な時間をかけて診療させていただいていることを読者の皆さんにお伝えできたように思います。

これらの記事は一般読者の方々には医療機関の認知症診療の様子を少しでもわかりやすく伝えようと、患者さんの重軽度や平均初診時間も掲載されていますので、参考なさったらいかがでしょうか。

なお、同内容は読売新聞インターネット医療サイト「ヨミドクター」や今後発行予定のムック本でも掲載予定だそうです。