謹んで初春のお喜びを申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大の懸念を抱きながら、「静かな年末年始」を過ごすという前例のない年の初めを迎えました。海外ではウイルスの変異も発見され、またまだ長いウイルスとの闘いになりそうですが、皆様とともに収束する日を願い、私どもは医療人としての責務をより一層果たしてまいりたいと思います。
さて、当院は昨年精神科救急病棟に加え急性期治療病棟の運営も開始し、地域の精神科医療ニーズにさらにお応えできる体制を整えることができました。そして、本年3月には設立59年目を迎えることになります。これもひとえに利用者の皆様方、地域の皆様方、関係機関およびご指導いただいた先生方、多くの方々のご支援によるものと深く感謝申し上げます。
なお、現在当院では市中の感染状況を踏まえて随時感染対策を見直すことはもちろん、入院される方には入院前に当院にてPCR検査・抗原検査にご協力いただくなど、患者さんご自身の安全のため、また院内感染予防のための対策を行い、安心・安全な療養環境の提供に努めています。
皆様におかれましては新型コロナウイルス感染拡大に充分ご留意いただき、本年もより健康で良き年となりますように心よりお祈り申し上げます。