あけぼの会は当院患者さんの家族会です。総会や定例会を定期的に開催しています。新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から会員の皆様のご健康と安全を第一と考え、活動を見合わせていましたが、昨年より再開。今年は通常通り行える見通しとなっています。今回は、昨年7月の地域医療連携部の勉強会でも話題提供者として登壇された方に、家族会でも同テーマで講演を行っていただきました。
発病から2度の再発、現在勤務されている福祉サービス事業所にたどり着くまでのご経験やその時の想い、福祉サービス事業所でピアスタッフとして勤務されている中でことなどを話していただきました。時間を区切りそのたびに質問を受けていただきながらの講演会でした。講演の後は、グループに分かれての懇談会にも参加していただき、みなさんの質問に答えていただきました。
ご家族からの関わりついての質問に、「光はまっすぐ平行にふりそそぐとあたたかく明るいですが、虫メガネのように光を集中させてしまうと、光が当たったこころが火傷をしてしまうこともあります。難しいときもありますができればそのまま、見守ってあげてほしい」と光に例えて話されていました。実際の体験を交えた大変貴重なお話をしていただき、有意義な会となりました。今後も取り組みを行ってまいります。