6月18日、東区の精神保健・医療・福祉の連携強化のため、東区障がい者基幹相談支援センター連絡会と福岡市保健所精神保健・難病対策課が共催で行っている「こころねっと かこむ」にて油山病院 内野地域連携部長が講師として当院での退院支援の取り組み「チャレンジグループ」についての講話を行いました。チャレンジグループとは患者さん自身の退院意欲の喚起・促進を目的とした作業療法プログラムです。病院独自での取り組みでしたが、行政や地域との取り組みとして広がっています。講演の後はグループワークも行われました。「精神障害があってもなくても、住みたい場所で安心して自分らしく暮らせる」地域となることを目指した取組み「福岡市精神障害に対応した地域包括ケアシステム」(にも包括)については、どのように構築していくか取り組みが始まったばかりであり、誰もが暮らしやすい社会・地域となるためには地域の方々との更なる連携が必要です。
講話やグループワークを通じて、意見交換が行われ、相互理解を進めることができました。これからも退院や社会復帰をめざす精神科の患者さんのために少しでもお役に立てるよう努めてまいります。
油山病院からのお知らせ
「こころねっと かこむ」にて講話
